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株式投資に対する心構え

はじめに

この記事は、そもそも株式投資とはどう言う行為なのか、株式投資とどの様に向き合えば良いのか、と言うことについて書いています。基本的なことではありますが、株式投資に対するマインドセットを確立する上で最も重要なことだと考え記事にしました。日々、株価は変動します。その中で、この記事が適切な投資行動をとるヒントになれば幸いです。

株式投資とは 

 

そもそも株式投資とは、どう言うことでしょうか?

端的に言うと、会社の一部を所有する(会社のオーナーになる)行為です。会社の一部を所有するために、資金を投じて株式を取得する訳です。分かりきったことかも知れませんが、これが大原則です。必然的に、ある程度の期間(数年単位)を想定したものになります。

 

長期投資で企業が生み出す利益を享受しよう

 

短期で株価の上げ下げを見てトレードして利益を出す手法もありますが、これは投資よりも投機(ギャンブル)に近いと考えています。投機を否定するつもりは毛頭ありませんが、これで結果を出し続けるには相応の知識、センスが必要になります。何故なら、誰かが得すれば、その裏で誰かが損しているからです。これをゼロサムゲームと言います。

一方で、投資はプラスサムゲームと言われます。会社は利益をあげるために存在する機関です。赤字を出さない限り、利益は年々積み上がっていきます。利益の一部が配当として株主に還元され、残りは、やはり株主が所有する会社の資金となり事業継続・成長のために再投資されます。会社が利益を出し続け、この循環がグルグル回ることで利益が利益を生む様になります。これが複利の効果です。そして、その利益は株主に帰属します。会社の利益は株主の利益です。この利益の一部を配当として、あるいは株価の値上がり益として享受するのが投資の本来あるべき形です。

 

自分が取れるリスクに見合った投資を

 

会社の利益が株主の利益であるのと同じ様に、会社の損失は株主の損失です。赤字の様に数字として表れる損失もあれば、不祥事による信用の棄損と言う損失もあります。株主は、投資額の範囲内で会社の損失に対して株価の下落と言う形で責任を負います。

ただし、場合によっては投資額以上の損失になることがあります。信用取引(借金をして株を買う)の場合です。株で大損したと言う話は、この信用取引の場合が多いです。再起不能になる場合においては特にそうだと思います。借金をすることで、本来自分が取れる以上のリスクを背負ってしまう訳です。

従って、初心者のうちは余裕資金の範囲内で現物取引をおすすめします。現物取引であっても、最悪の場合、上場廃止になれば株券は紙切れになります。それでも、投資した金額以上の損にはなりませんので、リスクをコントロールしやすいです。ついつい、リターンを上げるために銘柄研究をすることも大切ですが、初心者のうちはそれ以上にリスクをコントロールすることに重きを置いた方が良いかと思います。

「勝つことよりも市場に居続けることが重要」と言われますが、まさしくその通りです。大きな失敗を避け、長期で市場に居続けるために、自分が取れるリスクの範囲内で投資をすることです。そうすることで、多かれ少なかれ会社が生み出す利益を享受することができる訳です。

 

おわりに

 

いかがでしたでしょうか。これからも一緒に勉強して、ゆっくりとお金持ちになっていきましょう。

まとめ

株式投資とは、会社の一部を所有する(会社のオーナーになる)行為

・長期投資で会社が生み出す利益を享受するのが投資の本来の形

・自分が取れるリスクに見合った投資をする

 

以上、最後までご覧頂きありがとうございました。